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相馬野馬追

交通 Traffic

上野駅、常磐線(スーパーひたち)で原ノ町駅へ。約3時間。

上野駅、新幹線で仙台駅へ。その後常磐線(スーパーひたち)で原ノ町駅へ。約3時間。

車:常磐自動車道で富岡IC下車。約3時間半。

相馬地図

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相馬野馬追

夏先駆ける、武者の祭り

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東北夏祭りの先駆け、勇壮な武者の祭り――相馬野馬追。
そもそもは相馬氏の先祖、平将門の軍事演習に端を発したとも言われており、
その伝統、由来は確かなもの。

梅雨が明けるのを待ちきれずと、毎年7月23日、24日、25日に相馬・原ノ町で開催される。
23日は宵祭り。24日は本祭りで有名な甲冑競馬、神旗争奪戦が催される。
25日には最も古い伝統を守る神事、重要無形文化財「野馬懸け」を見ることが出来る。

#1武者行列

まずは武者の心意気を
ご覧あれ!

次々と述べられる武者の口上。
足並みを揃えるために吹き鳴らされる法螺貝。
忙しく指令を伝えるお使い番――。
「馬前を横切り、隊列を崩すこと罷りならず!」
単なる祭りではない、武士の伝統が垣間見える。

武者行列

とあるきっかけで(詳細はブログにて)幸運にも軍師殿の陣で出立までを見学。
陣中に、次々と武者が現れ、軍師殿に口上を述べる。
代々祭りに参加している武者の口上は流暢で力強く、まるで映画のワンシーンを見ているよう。
軍師殿より杯を賜り、みな武者行列の集合場所へとおもむく。

やがてアスファルトを打つ蹄の音が数を増し、軍師出立の時間。
相馬流れ山の民謡を背に、何騎もの騎馬武者が駒を進める。
見送るものの拍手と蹄の音が入り混じり、戦国の当時もこのように見送ったのか、と感慨深い。

行列は3kmほど。
見学の際は見る側もマナーに注意。行列を横切ることはNG。
武者に捕まってしまうかもしれない。

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#2甲冑競馬

目指すは羊腸の坂、
甲冑競馬

乾いた砂に低く太く地鳴りが走る。
カーブを曲がって現れるのは
闘志をむき出しにした
騎馬武者の群れ。
一瞬の勝負に、誰もが息を呑む。

勝ったものだけが羊腸の坂を駆け上る。

甲冑競馬

本陣山の麓、雲雀が原祭場――、一周千メートルのトラックを持つ。
行列を終えた者たちが到着の口上を述べ、馬場の各郷陣営に待機する。
次々に集まる旗指物。
正午過ぎ、衆人お待ちかねの甲冑競馬が始まる。
乾いた砂に水が撒かれる。否応なく高まる期待。馬場の柵に観客がかじりつく。

1走7~10騎。乾いた砂を打つ蹄の音は太く重く地鳴りのようだ。
あっという間に目の前を通り過ぎる馬、旗指物が風圧でギリギリまでしなる。
あるものは旗指物が折れ、またあるものはあえなく落馬、砂塵の中に消える。
その激しい戦いを制した勝者が順位札を受け取る。

順位札を額に差し、勝利を叫びながら馬場を走る武者。全力疾走した馬の勢いはなかなか止まらない。
その順位札を手にした武者だけが、羊腸の坂を上る栄誉を得るのだ。

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#3神旗争奪戦

譲れぬ意地とご神旗。
旗指物のはためく波間。

轟音と共に、ご神旗が打ち上げられる。相馬三妙見といわれる3つの神社の旗だ。落ちてくるご神旗をを騎乗したまま鞭で取り合う。
先祖伝来の旗指物がその1点を目掛け集まる。
それはまるで色とりどりの旗の波――。

神旗争奪戦

甲冑競馬の後、方々から騎馬武者が馬場の内側に集まり始める。
旗指物が続々と増えて行く。よく見るとすべて違う旗だ。
各家に伝わる旗指物であり、どの旗指物の武者がご神旗を取るのか。
そんな意地もきっとあるだろう。

轟音と共に、ご神旗が打ち上げられ、旗の落下地点目掛けて馬群が移動する。
激しく重なる旗指物。やがてその馬群の中から駒が飛び出す。
鞭にご神旗を絡め高らかに自分の郷と名を告げると、武者は羊腸の坂を駆け上る。

中には同時にご神旗を捉え、お互い譲れず「分け合う」者も。
ご神旗を2人で握ったまま坂を駆け上る。
1年1度祭りの誉れ、容易に手放すことは出来ないのだろう。

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番外編 お土産

名所旧跡に必ずその姿あり!……キティちゃんです。
とっくに30代女性で野馬追には参加できないキティちゃんですが、
(女性でも20歳前未婚なら野馬追出場資格があります)
ストラップにはキュートに野馬追姿で登場です。
下り駒の旗指物で、どうやら組頭のようです。実はエライんですね~。
相馬でしか買えない激レアキティちゃん。

キティちゃんストラップ
▲キティちゃんストラップ

イラストがかわいいクッキー菓子、野馬の追いかけっこ。
ひと目でどこに行ったか分かりますね。
一般のクッキー菓子ですので、特に相馬らしい何かが入っているわけではないのですが
個装ですし、28個で1,050円と会社のお土産にうれしいサイズ。

販売元:長登屋(郡山)024-984-3065

野馬の追いかけっこ
▲野馬の追いかけっこ